創造

「こころの時代 」より、メモ書き

 

20倍の門をくぐり抜け、現役で東京藝術大学へ。しかし、藝大にしがみついてちゃ駄目だと思い、日本脱出をこころみる。

1960 卒業後イタリア ローマへ

「フォルマ」(1963) :関心が絵画から抽象画へ変化していく

ジェノバ  の明るさ、声、風、歌 を感じる。東京とは大違い。すきっとしている。光も違う。

ローマ生活続行

「オペラ」(1966) :抽象、立体への関心

風 との出会い。かたち、うごき、「うごくもの」のせかい

椅子に座っていると、ふと椅子の構造が気になり出して裏をみたくなる。日常のまわりのものが生き生きとみえてくる。

 

自然のなかにある人工物。たとえば山にぽつりとある看板。⇒美術館の絵より面白い

完成してる看板よりも塗りかけの看板とかの方面白い

「額にはいった絵」にはみえない面白さ、リアリティ

 

1966 帰国。造船所の援助を受けつつ制作活動

1967 「風の造形展」

 

偽物っぽい日本のバブルの時代

 

未完です、ずっと、プロになったことはない、ずっとアマチュアです

 

風は地球の呼吸で・・・・・・

   ・・・・・・そこにはリズムがある

・・・・・・うまくつかまえることのできるアンテナを張るのが  ぼくのやりたい仕事です・・・

 

世界6ヶ国をまわる野外展示展

フィンランド、モロッコ、ブラジル、ニュージーランドの無人島(マウリ族)

 

モロッコの女の子「こんなに美しい音楽を

聞いたことがなかった」

 

アート  政治でもなく経済でもなく

 

風 というメッセージとしての分かりやすさ

 

哲学者 梅原猛「風の流れの意味を知らせる布教師」

 

(風が奏でる「いのち」の賛歌 造形作家・新宮晋   初回放送日: 2023年7月30日  )