知恵

第一朗読 Ⅰ シラ 51・12-20

 

(主よ、)あなたはわたしを滅びから救い、苦難の時に助け出してくださいました。それゆえ、わたしはあなたに感謝をささげ、あなたを賛美し、主の御名をほめたたえます。
わたしは、若くして放浪の旅に出る前に、祈りの中で公然と知恵を求めた。
わたしは聖所の前で知恵を祈り求めた。これからも最後まで知恵を求め続ける。
ぶどうの花が咲き、実が熟す時のように、わたしの心は知恵を喜びとした。
わたしの足は正しく知恵の跡を踏み、若いころからその跡をたどり続けた。
わたしはわずかに耳を傾けるだけで知恵を得、多くの教訓を見いだした。
知恵によってわたしは向上した。わたしは知恵を与えてくださる方をたたえる。
わたしは知恵の道を実践しようと心に決め、善を求めた。それは裏切られることはない。
わたしの魂は熱心に知恵を求め、細心の注意を払って律法を行った。
わたしは天に向かって両手を上げ、知恵をまだ知らないことを嘆いた。
わたしは魂をひたすら知恵に向け、身を清く保って、知恵を見いだした。
わたしは知恵とともに初めから理解する心を得た。
それゆえ、わたしは見捨てられることがない。

 

参照:

https://seseragi-sc.jp/bible/6月3日%E3%80%80聖カロロ・ルワンガと同志殉教者-4/

 

 

シラ書。

シラ書のことばは胸を打つな...

知恵について。

比喩の美しさ。

 

哲学、フィロソフィーは、その字義通り、知恵を求める。

価値観が交錯して、揺らいでいて、混沌とした今の時代に、人びとは何を求めるのだろう。